生か死か 2002年8月10日
漢らしいかもしれない話です。

ずいぶん前の話ですが。。。
ネタにしようと思いながらも、あまりのアホっぽさのために書かなかったネタを紹介します。

あれは3週間ほど前のことでした。
兄貴が1階でこんなことを叫んでいます。





























(。Д、゜)ラーメン喰わねが〜!?(方言っす














もちろん、喰います。『つくっとげ〜!!(作ってろ)』と返事をしました。
しかし、その5分後






























(。Д、゜)おぅ!ちょっと来い!!大変なごど起ごった!!














とか叫んでました。
吹きこぼれて爆発したのかな?と思いつつ、1階の台所へ。
ラーメンの器が3つ(俺、兄、パパ)にスープが入れられてあり、
なべのお湯は沸騰しています。

どこがやばいんだ?と聞くと、兄貴はこう言いました。






























(。Д、゜)麺がねぇ












































Σ(´□`lll)シャレになんないって、それ














スープができているのに、麺が無い。。
そんなことも確かめないとは、さすがは俺の兄貴です。

さて、さすがにお湯がもったいないので何か探すことに。
うどんは無いし、そばは無いし。。。おっとパスタがあるじゃん。

これでどうしようかなぁ?と思っていると、親父さんが静かにこう言い放ちました。





























(。Д、゜)そのスープに入れよう












































Σ(´□`lll)うちの家族はどうして皆狂ってるんだ?














と、とりあえずネットで検索することに。
そういえば、ネットってこういうこともできるんだなぁ。と感心しました。






























(。Д、゜)ネットの使い方が歪んでる証拠です














それはさておき、簡単そうな物を見つけました。


にんにくのスパゲティね。。なるほど。。
早速そのページを印刷。多少かすれていたけど、気にしません。

手順は、以下の通り
・にんにくをみじん切り(6カケ)
・オリーブオイル大さじ10杯をフライパンに突っ込む
・にんにくの色が変わるまで炒める
・スパゲティ投入。茹で汁を加える
・赤唐辛子をさささっと
・できあがれ


多少間違っているかもしれませんが、こんな感じでした。

さて、いざジンジョウに調理。
兄貴ににんにくの皮(?)を剥かせ、俺がみじん切りに。
みじん切りが終わると、最後に入れる赤唐辛子の代わりに、兄貴が鷹の爪取り出しました。

いや〜な予感の中、がんばって刻もうとする俺。
しかし、ゴムのような感覚で、包丁ではなかなか切れません。
一応切れたのですが、相当でかいために使用を諦めました。






























(。Д、゜)鷹の爪3個、戦死














鷹の爪の代わりに、兄貴が輪切り唐辛子を取り出しました。
(。Д、゜)ノおいおい、最初からそれ使えや。とか言っていると。。。





























(。Д、゜)にんにくのみじん切りの上に全部かける兄貴












































(。Д、゜)それに飽き足らず、混ぜ始める兄貴














(。Д、゜)ノあの〜。。それ、最後に入れるんですけど。。。






























(。Д、゜)輪切り唐辛子半袋、殉職














(。Д、゜)ノもう、いいや。どうにでもなれっ。
茹で上がったところで、フライパンを準備。
しかし、印刷したページの文字がかすれていて、あまりよく読めません。
適当に『サラダ油』を適当な量(大さじ3杯くらい)だけ入れ、にんにくwith赤唐辛子を炒めました。
しかし、箸ではどうしても混ぜることができない。。。
油が少ないため、フライパンを揺らしても全然動かないんですよねぇ。

気が動転した俺が取り出したアイテムは。。。






























(。Д、゜)おたま














おたまで自由自在にかき混ぜる俺。
(。Д、゜)ノ俺ってなんて頭がいいんだろうとか思ってました(アホ

さて、にんにくより先に赤唐辛子の色が変わり始め、
焦った俺はささっとスパゲティを投入。

フライパンから溢れ出そうなスパゲティ。凄まじい威圧感が漂っていました。
早く混ぜないと、焦げ付いてしまう。そう思った俺は






























(。Д、゜)おたまで混ぜ始めました














ぐさっ。げろげろ。ぐさっ。げろげろ。





























(。Д、゜)まざんねぇ














やばいやばいやばいやばい。(汁
兄貴の指示で、俺はフォークとスプーン(何故)を持ってきました。
兄貴が一生懸命混ぜているにもかかわらず、さっぱり絡まないにんにくwith赤唐辛子。。





























(。Д、゜)茹で汁を入れてないからに決まってますが














そんなことに気づかず、あまりの悲惨さに笑いながら料理する俺と兄貴。





























(。Д、゜)兄:うぇっへっへっへ〜♪(爆笑












































(。Д、゜)俺:これやべぇ。これやべぇ〜!!(爆笑












































(。Д、゜)兄:ほれ、味見しろ(爆笑












































(。Д、゜)俺:うん。不味い。もっと味付けろ(爆笑












































(。Д、゜)兄:んじゃ味塩こしょうでも。ほりゃぁぁあああ〜!!(爆笑












































(。Д、゜)俺:ほぁぁあぁああああ!!(爆笑












































(。Д、゜)兄:こんでどうだ?(爆笑












































(。Д、゜)俺:最高に不味い。これ漢の料理だ(爆笑












































(。Д、゜)兄貴:よっしゃ!ほぁあ!!(スプーンとフォークをスパゲティに刺した












































(。Д、゜)俺:きたねぇえ!!めっちゃまずそうだ〜!!(爆笑














運良く、写真を撮りました。
ちょっと映りがいいですが、見た目以上に不味いです。

不安そうに待っていた親父の前に出し、兄貴はこう言いました。





























(。Д、゜)喰え














皆、一口、二口と喰いました。。
そこで、みんなの意見が一致しました。





























(。Д、゜)これは、人間の喰う物じゃない












































(。Д、゜)スパゲティ、不名誉の戦死














俺と親父さんは2口でやめ、兄貴はなぜか平らげてしまいました。






























(。Д、゜)その後、腹痛で次の日まで苦しんだのは言うまでもありません












































(。Д、゜)兄貴、自爆












































(。Д、゜)そしてボクは、この味を地獄味と名づけました














後日談ですが、会社から帰ってきた後に家でぺペロンチーノを食べました。
なにやら兄貴がほくそ笑んでいたので、どうした?と尋ねると






























(。Д、゜)それ、日本語に訳すと『にんにくのスパゲティ』って言うんだぞ












































(。Д、゜)超うめぇええええええ!!!














どうやったらあそこまで不味く出来るのか、不思議でした。




















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